こんにちは。
事務所の複合機が壊れました。
印刷はカラーレーザープリンター、スキャナはScansnapを使っているので、複合機といっても使っているのはFAX程度でした。
ただ、仕事の99%は電子メールと電話といはいうものの、ごくたまにFAXで書類を受け取ることもあります。
なので、一応FAXのインフラだけは持っておく必要があるのです。
前提条件の整理
うちの仕事環境は、
- FAXを受信するのは1年に10回あるかどうか
- FAXを送信するのは1年に1回あるかどうか
- 紙から紙のコピーはほとんどない
- 紙で受け取った資料で保管しておきたいものはスキャナでPDF化(頻度多し)
- 情報のやり取りはメール・電話・SNS(頻度多し)
- PCからのプリントアウトはカラーレーザープリンター(頻度多し)
という状況です。
使用設備は、
でした。
私の希望は、
取り得る選択肢
上記を踏まえると取り得る選択肢は、下記の4つ
- 大型複合機を購入
- 小規模複合機を購入
- インターネットFAXを利用
- 家庭用FAXを購入
大型複合機を購入
複合機市場も競争過多で以前よりずいぶん価格が下がっているようで、
今では月額15000円程度で印刷し放題のレンタルサービスなどもあるようです。
当社はペーパレスが基本なので、これだけ安くなっていてもペイできるほど印刷することはないので、
大型複合機という選択肢は「不採用」です。
小型複合機を購入
プリント機能・スキャナ機能・FAX機能のついた複合機のうち、
A4サイズであればカラーレーザー方式の複合機があるのですが、A3サイズに対応となると予算10万円以下ではインクジェット方式の複合機しかありません。
A4サイズのみと割り切ってしまえば、OKIのCOREFIDO2複合機が有力なんですがね(現在、OKIのCOREFIDOを増設トレイユニット付きを使ってます)。Amazon、価格コムでも評価高いですし。
既にレーザープリンターを保有していて問題なく動いていること、やはりA3対応を捨てきれないということで、
小型複合機という選択肢は「不採用」です。
インターネットFAXを利用
自分に一番あっているのは、インターネットFAXだと思いました。
- 完全ペーパレス
- メール転送可
- イニシャルコスト不要(ランニングコストはかかるけど)
- 今のレーザープリンターとスキャナがムダにならない
インターネットFAX業者もいくつかありましたが、
あたりが良さげかなぁと思いました。
ただ・・・いま使っているFAX番号を引き継げなさそうなのです。
いまFAX番号を持っていないのであればインターネットFAXで決まりなのですが、できれば今のFAX番号はそのままにしておきたい。
ということで、
インターネットFAXを利用という選択肢は、いったん「保留」です。
家庭用FAXを購入
正直、最初はこれでもいいかなぁと考えてました。
複合機と比べたら場所も取らないし、たぶん安いだろうし・・・と思ってました。
たとえば、こういうのです。
でも、色々調べた結果、メール転送できないことがわかりました。
よって、
家庭用FAXを購入という選択肢は「不採用」です。
5つ目の選択肢を発見
ここまで調査・検討を重ねてきましたが、どうも決定打に欠ける。
と思いつつ、さらにネット検索を続けていたたところ、インターネットFAXに紛れて見つけた
「FAXサーバー」
という言葉。
ふと気になって、リンクを辿ってみたところ・・・
「ありました!私の理想のFAX」
商品名はCimFAXというそうです。
最初に書きましたが、私の希望は、
でした。
製品仕様や口コミを見る限り、CimFAXなら私の希望をぜんぶ満たしてくれそうです。
基本仕様
- パソコン・スマホ・タブレット端末で直接FAXを送受信可能(外出先からでもOK)
- メール転送OK
- 受信したFAXはパソコン・スマホ・タブレット端末でPDF表示される(完全ペーパレス)
- 小さい、軽い、場所取らない(横18cm×縦10.5cm×高さ3cm、重さ495g)
- 既存のFAX回線を使える
- アドレス帳作成可
- PDFだけでなく、Word、Excelファイルのまま送信可能(印刷イメージをFAXしてくれる)
- 内線機能があってFAX番号に内線を追加して送れば内線番号を割り当てた人に直通FAXが届く
「買ったはいいものの設定が難しいんじゃ・・」と少し心配はありましたが、思い切って購入しました。
下調べにずいぶん時間がかかりましたが、5つ目の選択肢
FAXサーバー「CimFAX」を「採用」しました。
使ってみた感想
買ってよかったです。全てが解決しました。
気になっていた初期設定も難しくはありませんでした。
テスト送受信したところ受信も送信も問題なく動作しました。
あとスマホで撮った写真をそのままFAXできるようですね。
私はあまりこちらの機能は必要としないので、使ったことがありませんが、
会社によっては便利な機能だと思います。
ビジネス上、FAXという通信インフラを切り離せない会社にとっては、
CimFAXは生産性向上に非常に有効なツールになる可能性を感じました。
ちなみに私が購入したCimFAXは小規模オフィス・SOHO向けですが、
回線数やユーザー数の大量に使える上位モデルもあるようです。
後日、CimFAXの導入レポートや使用感についても紹介記事を書きたいと思います。