こんにちは。
今回は、補助金の本について紹介します。
本で読むメリット
補助金の情報は全てインターネットで入手することができます。ですが、インターネットは情報が分散されており、全体観をつかみにくいのがデメリットです。
補助金関連書籍は主に以下のように分類されます。
- 補助金・助成金の制度概要について幅広く紹介している本
- 申請書の書き方について解説している本
下記に18冊の補助金関連本を紹介します。この中には私が実際に読んだことがある本も読んだことのない本もあります。
おすすめの本にはおすすめを記しました。
中には補助金コンサルタント向けに書いているように見える本もありますが、
補助金初心者の方、ネットで調べてるけど今一つ概要がわからない方は本で読んでみることをおすすめします。
<1>実はあなたももらえる 知ると得する 給付金・補助金
補助金制度の概要について優しく紹介している本です。
こんな人に向いている
- 給付金・補助金の超初心者
- 世の中にどんな補助金があるのかを知りたい人
- ネットで調べるのが苦手な人
- 色々な情報が整理されてまとまった情報が欲しい
- イラストを使った優しい解説を好む人
<2>中小企業が本当に使える補助金ベスト100
この本の著者は、<8>の著者でもある小泉昇さんという方で、補助金のことをよく熟知された方です。
こんな人に向いている
- 給付金・補助金の超初心者
- 世の中にどんな補助金があるのかを知りたい人
- ネットで調べるのが苦手な人
- 色々な情報が整理されてまとまった情報が欲しい
<3>工場管理2020年1月別冊[補助金で企業を強くする! 中小製造業のための補助金獲得ハンドブック
見開き左側に記載項目ごとのポイント、右側に頭を整理するためのワークシートのようなものが記載されており、良書だと思います。
しかしながら、全部読むのは少し骨が折れるので辞書的に要所要所で使うのがよいかも。
こんな人に向いている
- 補助金コンサルタント初心者
- 計画書作りには慣れている中小企業の経営者・経営幹部
- ある程度自分で計画書を書けるけど、自分に足りない視点を補強したい人
<4>中小企業のための補助金・助成金徹底活用ガイド (2019-2020年版)
私は読んでないですが、amazonレビューを見ると網羅性のある補助金紹介本のようですね。
<5>採択されやすい事業計画書が書ける! 中小企業・支援者のための ものづくり補助金申請ガイドブック
金融系出身の方が執筆されたようですね。
<6>給付金・協力金・融資・助成金・補助金・納税猶予・支払猶予 「新型コロナ資金繰り対策」がすべてわかる本
こんな人に向いている
- 資金繰り対策に使える公的支援制度について知りたい人
<7>まず読む!補助金・助成金
こんな人に向いている
- 資金繰り対策に使える公的支援制度について知りたい人
<8>社長! 会社の資金調達に補助金・助成金を活用しませんか! ?
少々古い本ですが、私も持っています。良書でした。著者の小泉昇さんはここ数年の補助金ブームの前から補助金コンサルをやっておられたようで、補助金のことをよく熟知されている方と思います。
こんな人に向いている
- 補助金コンサルタント初心者
- 自分で計画書を書こうと思うけど、補助金向けの計画書の書き方の勘所を知りたい人
- ある程度自分で計画書を書けるけど、自分に足りない視点を補強したい人
<9>お金のことはおれに聞け―様々な助成金を入手するテクニックが満載!
私は読んだことがありませんが、amazonレビューの評価は高いようです。
著者は社労士の方なので雇用系の助成金(雇用調整助成金など)が中心なのかな?
出版が2014年と少し古い本なので、本書の内容が今でも使えるのかどうかはわからないです。
<10>採択される補助金申請書の書き方(強み経営シリーズ1): 小さな会社の補助金活用法
非常に丁寧に説明されており、著者の真面目な人柄が伝わってきます。<16>に続編があります。
おおさか地域創造ファンド地域活性化コーディネーターに勤務された経験があり、当時の経験則をベースに小規模事業者持続化補助金に応募する際の基本的な考え方について丁寧に解説しています。
こんな人に向いている
- はじめて小規模事業者持続化補助金に応募する人
<11>経営者・起業家必読! すぐわかる補助金・助成金活用ガイド: 返済不要、意外に知られていない補助金・助成金がたくさんある! 図解ビジネス
私は読んだことがありませんが、こちらも世の中にある中小企業向けの補助金について紹介された本です。
目次を見ると、事業編と雇用編とあるので、設備投資などを対象にした経産省系の補助金と一定条件で賃金の一部を助成する厚労省系の助成金について網羅的に解説した本かなと思います。
<12>ダンゼン得する いちばんわかりやすい 創業融資と補助金を引き出す本
私は読んだことがありませんが、創業時のお金に関するノウハウ本のようですね。その中の一節に補助金を取り上げているようです。
補助金申請に関するノウハウ本としては食指は動きませんでしたが、創業時のお金に関する知識を体系立ててまとめている点には興味がわきました。
こんな人に向いている
- これから創業する人
- 創業して間もない人
<13>世界一わかりやすい持続化補助金の解説本【読者限定特典付き】: 返済が必要ない資金調達方法教えます
コンサルタントではなく、旅館の経営者が書いたという珍しい本です。
自身が小規模事業者持続化補助金の申請書を作成した際の経験やノウハウを本にまとめた感じです。
申請者ならではの臨場感はありますが・・・
こんな人に向いている
- はじめて小規模事業者持続化補助金に応募する人
<14>会社が知っておきたい 補助金・助成金の活用&申請ガイド 令和元年度版
私は読んでいませんが、補助金・助成金について紹介した本のようです。著者は税理士かつ社労士のダブルライセンスの方のようです。
<15>改訂版 税理士のための“中小企業の補助金"申請支援マニュアル ――採択率を上げる申請書・事業計画の作成支援から、アフターフォローまで
タイトルのとおり税理士が中小企業に対して補助金コンサルを営業フックにして顧問を勝ち取るための本のようです。
こんな人に向いている
- 補助金コンサルを営業フックに中小企業から顧問契約を獲得したい税理士
<16>自分で書ける「小規模事業者持続化補助金」の「経営計画」(強み経営シリーズ2): 小さな会社の経営計画
非常に丁寧に説明されており、著者の真面目な人柄が伝わってきます。<10>に前編があります。
おおさか地域創造ファンド地域活性化コーディネーターに勤務された経験があり、当時の経験則をベースに小規模事業者持続化補助金に応募する際の経営計画の書き方について丁寧に解説しています。
タイトルに「自分で書ける」とありますが、PEST分析や3C分析、ファイブフォース分析などアカデミックな内容になっており、その辺りの予備知識がないとハードル高いかも。
こんな人に向いている
- 小規模事業者持続化補助金の申請支援をするようになって間もない補助金コンサルタント
- 創業スクールや経営者向けの勉強会で、ある程度の予備知識を勉強したことがある小規模事業者
<17>「小規模事業者持続化補助金」申請ガイドブック (JOINT)
小規模事業者持続化補助金の申請書の書き方について解説している本です。
申請書の記述例をしっかり紹介しているので、参考になると思います。
こんな人に向いている
- 小規模事業者持続化補助金の申請書を自分で作成する人
- 記載例を確認したい人
<18>補助金・助成金獲得の新理論 完全改訂版 ~平成30年度改訂攻略BOOK~ (経営者勉強シリーズIV)
私は読んだことがありませんが、補助金の概要について説明した書籍のようです。