現在、事業再構築補助金、ものづくり補助金、小規模企業持続化補助金、Japanブランドなど、国が管轄する補助金の申請方法は電子申請で行うことになっています。
具体的には「jGrants」という電子申請システムで申請します。
「GビズID」とは?
GビズIDとは、行政の各種電子申請サービスを利用するための共通アカウントです。
現在、以下のサービスが利用可能となっています。
GビズIDを用いた行政サービス一覧
こちらで最新情報を確認できます。
GビズIDのアカウントを取得しておくことで、これまで窓口や郵送で行っていた行政手続きを全てインターネット経由で行うことができるようになります。
今後、国の補助金はjGrantsによる電子申請がスタンダードになります。
GビズIDには、
- GビズIDプライム
- GビズIDメンバー
- GビズIDエントリー
の3種のアカウントがありますが、jGrantsを利用できるアカウントは「GビズIDプライム」のみですので、
取得すべきアカウントは「GビズIDプライム」になります。
「GビズID」と「jGrants」の違いがよくわからない
「jGrants」は補助金申請システムのことです。
「GビズID」は「jGrants」を含む省庁・自治体が提供する電子申請システムにログインするための共通アカウントです。
ですので、「jGrants」に「GビズID」のIDとパスワードを使ってログインするという考え方になります。
「GビズIDプライム」のアカウント作成方法
「GビズIDプライム」のアカウントを作成するためには、
- GビズIDポータルサイトにアクセスし、オンラインで申請書を作成
- 申請書を印刷・捺印し、添付書類を添えて事務局へ郵送
する必要があります。
アカウント作成に関する詳しい情報はGビズIDポータルサイトにあるマニュアルを参照するのがおすすめです。
なお、登録には次のような情報が必要になりますので、あらかじめ準備しておきましょう。
【基本情報】
- 法人番号(13桁)
- 法人名/屋号(法人番号から自動入力されます)
- 所在地(法人番号から自動入力されます)
- 代表者名
- 代表者生年月日
【アカウント利用者情報】
- 利用者氏名
- 利用者生年月日
- 利用者郵便番号
- アカウントID(メールアドレス)
- SMS受信用電話番号
必要情報を登録すると、申請書をダウンロードできるようになります。
「GビズIDプライム」の書類申請
ダウンロードした申請書を印刷して、実印を押印してGビズID運用センターに郵送します。
なお、印鑑証明書を添付する必要があります。
【送付先】
住所無しで届くようです。
その後
申請書類に不備がなければ、原則2週間以内に事務局からメールが来ますので、記載されているURLをクリックし、パスワードを入力するとアカウントの正式登録完了です。